色とりどりの野菜の組み合わせと、 手間ひまを かけた食事

ラーメン

長期入院されている方々のため、家庭的な雰囲気が味わえる食事の提供を心がけるとともに、目で見て楽しんでいただけるよう、厨房の方の協力を得て色とりどりの野菜を組み合わせた盛り付けを工夫しています。

ハヤシライス 献立は、栄養成分はもちろん、調理師さんが手間ひまをかけて作っており、カレーやハヤシライスの玉葱はじっくり炒め、煮込み時間を長くとり、野菜の旨味を生かし、ミートソースは、炒めた挽肉をミキサーにかけ、肉の塊をほぐし、肉と野菜がよく混じりあうようにしています。ラーメンは、スープに鶏ガラ・豚骨・長葱(青い部分)・生姜を入れて、弱火で3時間以上煮込んだものを使用しています。このためか、「カレーは週1回で麺類は週2回にしてほしい」と好評です。

食事の時間には、魚や野菜の名前・献立名の意味や由来・作り方などの質問が寄せられるほか、献立の感想や要望などの意見もうかがうことができます。私たちは、これらを参考に献立に工夫を重ねています。

月数回ある行事食のひとつでもある松花堂弁当には、旬の野菜を取り入れ、料理の品数も多いことから、提供される日を皆さんが楽しみにしてくれています。そのほか、昼食時に提供しているデザートも好評なため、さらに喜んでいただけるように、季節の果物を使うことでレパートリーを増やしていきたいと考えています。

これからも、毎日の食事を通して、患者様との触れ合いを大切にし、楽しい一日が過ごせるような食事の提供に努めていきたいと思っています。

ミートソース

医療法人 石福会
四倉病院
管理栄養士 木村 浩子

NOVA出版刊、―こころを考え、精神科医療を身近にする情報誌―季刊「あしたへ」2014年秋号より